鈑金塗装を依頼する際に、最も重要な「鈑金職人の腕の良さ」
鈑金塗装を依頼する際に、その鈑金職人の腕の良さは誰もが気になる事で重要な事です。
腕の良い鈑金職人と腕の悪い鈑金職人とでは作業のクオリティが大きく変わってきます。
腕の悪い鈑金職人が作業をすると、素人の目でも、目に見えて精度の悪さや修理した部分の色が若干違うのがわかってしまうこともあります。素人目線では綺麗に修理されているように見えても、車業界で働く自動車査定を行う人や鈑金塗装を行う同業者から見れば、鈑金塗装をした跡を見破られてしまうケースもあります。
腕の良い鈑金職人に作業をしてもらうと、こういった自動車業界のプロが見ても鈑金塗装した形跡を見破られずに済むケースもあります。
中には修復歴があるような大掛かりな鈑金修理をしたにも関わらず、売却時に査定士が気づかず一切減点をされずに売却できてしまうケースもあります。
この様に売却時の事を考えたり、修理後どれだけ綺麗に直るかということを考えると、腕の良い鈑金職人に依頼をすることはとても大事な事です。
腕の良い鈑金職人に依頼すると・・・
・一度の作業で綺麗に仕上げられる割合が多い
・仕上がりの評判がいい
・時間効率よく作業をこなすため、料金設定が他より安い所もある
・予定された納期通りに仕上がる
腕の悪い鈑金職人に依頼すると・・・
・作業効率が悪く、料金設定を高めにしているところがある
・予定されていた納期に遅れることがある
・納期を急かすと雑な作業で仕上げられることがある
・予定されていた納期に遅れることがある
鈑金塗装の料金や相場
鈑金塗装の料金や相場というのは、とても分かりにくく相場もしっかりとした相場はありません。
鈑金工場によって、料金設定のやり方もさまざまですし、車の損傷した部分にもよります。
車の損傷の度合いは様々で、同じ部分を損傷させたとしても、その損傷の大きさによっても料金は変わってきますし、損傷の大きさを手間がかかる損傷と捉えるのか、簡単に直せると捉えるのかも、見積もりを出す職人さんの見方によって変わってきます。
この様に鈑金塗装の料金設定に明確な物はないのですが、業界全体的な傾向や、損傷した部位などに応じて鈑金塗装の料金を説明します。
故障の原因が事故の場合は自動車保険の車両保険を利用して修理費用をカバーすることもできますが、原因が事故でない場合、もしくは車両保険に加入していなければ保険を利用することは基本的にできません。
そのため、全額自己負担ということになります。
車両保険とは自分自身の車の修理費用を補償してくれるものであり、 一般的に保険は事故に備えるためのもので、こうした保険に加入している方は少ないと思います。いざという時のために加入しておくことも1つの選択肢になります。
どのくらいの費用がかかるのか、これは故障の度合いによって大きく変わります。
例えば、車体にちょっとした傷が付いてしまった、ガラスを交換するなどの場合は、費用もそれほどかからず、数万円前後で修理できることが多いでしょう。
しかし、エンジンが故障してしまったといった場合には数十万円の費用がかかるケースもあります。
ここでポイントになるのが業者選びです。
車の修理費用は一定の額が決められている訳ではなく、業者によってかかる費用が変わってきます。
修理費用をできるだけ安く抑えたいのであれば、まず業者選びをしっかりとすることが大切です。
複数の業者に見積りを依頼し、どの業者が安く修理をしてくれるのか、これを検討するのが良いでしょう。
バンパーの料金相場
車の外装の損傷で一番多いのが前後のバンパーです。大きい事故でもかなりの確率で損傷しますが、それ以外にも自損事故(ハンドルを早く切りすぎた、物があるのを気付かなかった、脇見をしていた)でぶつけて傷付けるケースが非常に多いのです。
バンパーはほとんどの車が金属パーツではなく、PPなどのプラスチック素材を使用しています。
PP樹脂は熱を加える事などにより簡単に形成を整える事も可能ですので、鈑金塗装の料金は安いと言われています。スポイラーやサイドステップも樹脂製ですが、その物の料金設定が安く交換修理対応となるケースも多いです。
バンパーの修理内容は大きく分けて3種類で、「部分塗装」「一本塗り」「バンパー交換」です。
その他外装の金属パーツの料金相場
上記以外の車の外装パーツは、主に「ドア」「バックドア」「フェンダー」「ステップ」「天井」「ピラー」などを含めたメインシャーシなどに分けられます。
これらの部品は金属を使用しているパーツですので、鈑金塗装料金はバンパーなどのPP樹脂のパーツに比べて高くなります。